2020年11月27日8:06
スペースエンジンは、次世代型ブランド卸仕入れサイト「orosy(オロシー)」において、出品商品に対して委託卸価格(委託掛率)の設定が可能になるアップデートを実施した。これによりorosyで商品を卸販売するサプライヤーは、商品毎に買取卸価格と委託卸価格(委託掛率)の設定が可能になり、より高度なオンライン卸販売が実現するという。
orosyはこれまで、orosy上で卸販売する商品に対して、買取卸販売では自由な掛率設定、委託卸販売では一律70%の掛率設定で卸販売が可能なサービスを提供してきたが、新型コロナウイルスによる展示会や商談会の開催中止、店舗の仕入れ予算の削減などにより、リスクを抑えたオンラインでの委託(消化)仕入れニーズの高まりを受け、より多くのオンライン卸仕入機会を提供するために、本機能提供開始に至った。
バイヤーは、委託(消化)で商品を仕入れることで、予算を抑えた新商材の仕入れ、オンラインで商品を仕入れる際のリスク除去を実現できる。サプライヤーは、委託(消化)で商品を販売することで、買取卸販売では開拓出来なかった、これまで接点がなかった新規販路の獲得が可能になるそうだ。
なお、orosyは、D2C・オンラインブランドを中心とした各種商品のサプライヤー(製造元や保有元)と、高感度な商品の販売を希望する小売店舗が利用する卸仕入れサービスとなる。