2020年11月25日18:39
SBクリエイティブは、AIを活用し、非接触でデジタルサイネージのコンテンツを切り替えることができる新サービス「タッチレス コミュニケーション サイネージ」の提供を開始すると発表した。同サービスは、従前のタッチ型ディスプレーで実装されている双方向型のデジタルサイネージコミュニケーション機能を、ディスプレーに触れることなくユーザーのハンドアクションにより実現するという。ユーザーの手の動きをAIが検知することにより、さまざまな情報の閲覧や双方向型のコミュニケーションコンテンツを楽しむことが可能だ。
同機能はデジタルサイネージにAIを導入したソフトウェアとコンピュータビジョンを搭載することで実現する。AIはインテルが提供する「OpenVINOツールキット」を採用し、迅速かつコストパフォーマンスに優れたサービス提供を可能としている。同技術はコロナ禍の環境向けに開発した「密回避サイネージ」にも採用しており、主にリテール店舗や商業施設、公共施設で利用されるサイネージサービスに向けて提供を行う予定だ。
