2020年11月13日8:00
テクノスデータサイエンス・エンジニアリング(TDSE)は、スマートウィルと共同開発したデジタル接客AIプラットフォーム「AICO」の提供を正式に開始した。アパレルブランドをはじめとしたリテール企業を対象に提供し、来店予約からビデオチャット、さらには決済までワンストップで行うことで、ヒューマンタッチでスムーズなデジタルショッピング体験を実現するという。
すでにスマートウィルのクライアント企業を中心に、10月より先行導入を開始しており、世界最大メゾングループの欧州ハイブランドをはじめ、ドイツ発のプレミアムブランド「ヒューゴボス」、英国発のレザーブランド「オールセインツ」、アメリカ発のシューズブランドなどですでにサービスを開始しているそうだ。先行導入事例では、予約購買のCV率は90%を超えているという。
今後は、AIプラットフォームとして、機能拡充を随時予定している。年内には、多言語対応、顧客管理機能の拡充、販売スタッフ登録・シフト管理機能実装など、顧客のショッピング体験におけるあらゆる接点を対象としたソリューションとしてのアップデートを行う。来年には、利用対象を個人事業主にも拡げ、実店舗やECが無くても、バーチャルセレクトショップを開店頂けるようなサービスを展開するそうだ。