2020年11月11日20:31
アルファクス・フード・システムは、自動発注や食材ロス管理を柱とした飲食業専用業務システム「飲食店経営管理システム」を発売しているが、このほど、カラオケフロント業務管理システム(カラオケ業界の基幹業務)をオプションシステム機能として発売した。これにより、カラオケ業界で問題視されていたPOSフロント受付システム、時間管理システム、顧客管理システム、自動精算システム、業務管理システムなど複数のソフトを活用してきたシステム的な問題を解消し、食材の自動発注システムやロス管理まで含めた一元管理システムが構築できるそうだ。
同社では、飲食業界のPOSシステム売上から日々の精密な食材在庫管理ができ、自動発注までを実行し、総合的に経営分析できる「飲食店経営管理システム」を提供しており、カラオケ業界でも利用しているユーザーがあったという。しかしながら、カラオケ業界では、POSシステム(機器)、POSフロント受付システム(ソフトウェア)、時間管理システム、顧客管理システム、自動精算システム、業務管理システムなど、複数社のシステムによるデータ連携が日常となっており、マスタなどの一元管理がなされないままとなっていたという。同社では、33年以上にわたり、飲食業界に提供してきた、POSシステム、オーダーエントリーシステム、セルフレジ「セルフショット」、そのバックヤードである基幹業務システムの「飲食店経営管理システム」、「自動発注システム」をカラオケ業界向けに開発。POSシステムの会計ソフトウェアに部屋別時間管理システムを提供することにより、すべてが連携するカラオケ業界向け「総合基幹業務管理システム」が実現できるそうだ。
さらに、非接触型、利用者のスマホでオーダーを可能とする「e-foodオーダー」、その料理を自動で配膳できる自律歩行型配膳AIロボット「サービスショット」などとの連携も可能だ。カラオケボックスに入ると、利用者は自身のスマートフォンでフードメニューを注文、ロボットが配膳してドアの前に立つと、利用者のスマートフォンに到着の連絡がくるといった、演出も可能となる。