店舗に蓄積するビッグデータを活用し人材コストを削減する「ASSIST」試験提供(メッシュウェル)

2020年11月4日19:28

メッシュウェルは、同社が提供する”小売店舗とフリーランス販売員のマッチングサービス「MESHWell」”に、クライアント店舗に蓄積されたさまざまなデータを連携することで店舗ごとの人的課題を可視化し、その店舗に必要な時間に適切な人材をスポット採用することを提案する新機能「ASSIST(アシスト)」を追加し、2020年11月より一部店舗アカウントにて試験提供を開始すると発表した。なお、同機能に関わるビジネスモデル特許を出願したそうだ。

「ASSIST」は、店舗から得られるビッグデータ(POS、トラフィック)を活用し、売上改善が見込めるスポット(時間帯)に対して、MESHWell最大の特徴である”数時間単位で販売員を増員すること”を可能にする機能だという。

新機能「ASSIST(アシスト)」(メッシュウェル)

販売機会ロスを削減するために、小売業では従来固定化していた人件費を変動化したいという企業からのニーズが高まっているそうだ。店舗に蓄積されたデータを元に可視化された繁忙時と閑散時それぞれに対して、最適と考えられる人員配置を実現するため、同社は新機能「ASSIST」の開発を進めている。

これまで最適な人員配置の実現を阻む大きな要因であった”シフト調整”や”人材採用(検索)”が、同機能を活用することによって本部や管理者の時間やリソースが削減され、客層や業態、繁忙時間に合わせた販売力強化を積極的に進めることができるそうだ。

また、「ASSIST」機能と、メッシュウェルに蓄積されたマッチング実績データを基に、働き手の属性データによる分析結果を活用し、よりニーズにマッチした人材をレコメンドできる”AIレコメンドエンジン”の開発を視野に、機能検証と精度向上を進めていく。

New Retail Navi編集部

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