「ブルーレーベル/ブラックレーベル・クレストブリッジ 原宿本店」、オンライン接客 や ショールーミング機能導入(三陽商会)

2020年10月27日19:49

三陽商会は、「ブルーレーベル/ブラックレーベル・クレストブリッジ」において、ブランドの世界観を表現するフラッグシップショップとして、ブランド初の複合路面店となる「ブルーレーベル/ブラックレーベル・クレストブリッジ 原宿本店」を2020年10月24日にオープンした。

ブルーレーベル/ブラックレーベル・クレストブリッジ 原宿本店」外観(三陽商会)

ブランドと利用者が双方向でコミュニケーションが取れるオンライン接客サービスを取り入れるなど、ECとリアル店舗を融合した新たな買い物体験を提案し、生活スタイルに応じて利用できるストアとしてブランドの世界観を発信していくそうだ。

「ブルーレーベル/ブラックレーベル・クレストブリッジ」は、2015年のブランドスタート時から百貨店を中心にファッションビル・直営店・ECを販路に展開している。このほど新しい時代に向けたクレストブリッジの世界観を表現するフラッグシップショップとして「ブルーレーベル/ブラックレーベル・クレストブリッジ原宿本店」をオープンすることとなった。

原宿本店は、ブランド初の複合路面店としてブランドコンセプトである「BRITISH INSPIRATION,CONTEMPORARY STYLE」を感じてもらう場所であり、ブランドの世界観を表現するストアとなる。限定アイテムの展開やイベントの実施、ブランドと利用者が双方向でコミュニケーションが取れるオンライン接客サービスを取り入れるなど、ECとリアル店舗を融合した新たな買い物体験を提案し、生活スタイルに応じて利用できるストアとしてブランドの世界観を発信していく。

「ブルーレーベル/ブラックレーベル・クレストブリッジ原宿本店」は、OMO(Online Merges with Offline)を体現する店舗としてECとリアル店舗が垣根を越えて連携し、利用者の購買意欲を創出することで、ECとリアル店舗の相乗効果を図る。

接客特化型Liveコマース「Live torutte(ライブトルッテ)」による新しいWeb接客システムを導入する。従来のLiveコマースに見られる配信者側からの一方的な発信型とは異なり、視聴者と双方向のコミュニケーションを可能にした接客特化型Liveコマースで、店舗スタッフ対複数の視聴者の接客スタイルから、希望に応じて1人対1人の接客スタイルへシフトすることができ、視聴者はスタッフに質問するなど直接対話し実際に店舗で接客を受けているような感覚で商品購入の検討ができるWeb接客システムであるそうだ。

同接客特化型Liveコマースの第1回目の配信は、11月末頃を予定。原宿本店の店舗の案内や、同時期お奨めのギフトアイテムの紹介を行う予定だ。

利用者は、ブランド公式サイト上に掲載されるWeb接客実施日時に指定のURLへPCやスマートフォンでアクセスする。アプリのインストール等が不要で試せるのもメリットとなる。

また、従来ブランド公式オンラインストア限定商品についてはオンライン上のみでの販売のため、特別感がありながらも商品の試着はできなかった。今回、原宿本店ではオンラインストア限定商品を店頭にて試着してもらえるようにし、その時期の展開商品の多くを試せる店舗として運営していく。店舗には利用者が自由にブランドオンラインストアを閲覧できるiPadを設置している。

New Retail Navi編集部

New Retail Navi編集部

流通やコマース動向、テクノロジーやマーケティングの最新動向を紹介しています。

関連記事

最新情報

PAGE TOP