サツドラに「Vieurekaサービス」を納入(パナソニック)

2019年9月11日14:10

パナソニックは、映像をIoT機器側でAI処理を行うIoTエッジコンピューティングを実現する「Vieurekaプラットフォーム(Vieureka PF)」を活用した小売店舗向けの来客分析サービスを、サツドラホールディングスのグループ会社であるサッポロドラッグストアーが運営するドラッグストア 3店舗に納入したと発表した。

Vieurekaカメラを設置したサツドラ月寒西1条店内(パナソニック)

サツドラ内において多店舗化を推進する標準フォーマット店の「サツドラ月寒西1条店」では、Vieurekaカメラを96台導入し、複数の取引メーカーとデジタルトランスフォーメーションへの取り組みとして、商品棚などのレイアウト変更、 定番・エンド・サイドネットへの商品展開、 サンプル品展示の効果の定量化などで活用してもらっている。また、ID-POSではわからない来客の実態の把握などを行っている。

パナソニックが提供する顧客の行動データと、サツドラが提供するPOSデータ・棚割りデータを取引メーカーと共有し、3者共同で検証・ノウハウ取得を図る取り組みを実施。店舗運営・商品マーケティング・技術の各方面から実運用に即したデジタルトランスフォーメーションを検討している。

また、Vieurekaカメラ内のアプリケーションをクラウドから容易にアップデート・管理ができるデプロイ機能により、来客分析サービスの最新バージョンをいち早く取り入れるとともに、開発途上のα版の新アプリケーションを店頭で容易に試行。 運用に配慮しながら次世代店舗の形を検討しているそうだ。

New Retail Navi編集部

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