タカヤと吊り下げ型の商品陳列什器に対応した「スマートシェルフ」開発(凸版印刷)

2019年9月10日13:20

凸版印刷は、流通・小売店舗向けに、商品を管理するICタグ「SMARTICS-U(スマーティックス・ユー)」を2017年9月より提供しているが、同製品を活用してリアルタイムに店頭在庫の確認が可能な陳列棚「スマートシェルフ」を開発・提供しており、このほど凸版印刷とタカヤは共同で、吊り下げ型の商品陳列什器に対応した「スマートシェルフ」を開発した。

(左)「スマートシェルフ」全体イメージ (右)読取イメージ (C) Toppan Printing Co., Ltd.

同サービスは、外装パッケージにICタグが貼付・内蔵された商品を「スマートシェルフ」から取り出すと、それを自動で検知し陳列された在庫が減少したことをリアルタイムで認識することが可能な陳列棚だ。従来の「スマートシェルフ」では、シート型のアンテナの上に商品を置くことで、 商品の有無の検知を行っていたが、今回開発した吊り下げ型の商品陳列什器に対応した「スマートシェルフ」では、吊り下げフックの部分にアンテナを装着しているため、任意の箇所で陳列が可能になる。

凸版印刷は吊り下げタイプの商品棚に対応した「スマートシェルフ」の読み取り精度の向上や、在庫管理システムのブラッシュアップを進め2020年度以降の販売開始を目指す。

New Retail Navi編集部

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