2021年6月10日19:48
BEENOSの完全子会社が運営する越境ECの代理購入サービス「Buyee(バイイー)」は、東京商工リサーチが実施した調査において、「国内越境EC 年間流通総額 № 1」を獲得したと発表した。
Buyeeの2021年第2四半期の流通総額は前年同期比+45.6%と大きく伸長した。中国やASEAN諸国など多くの国からの受注が伸びる中、特にアメリカでの流通は前年同期比+119%と大幅に拡大した。理由として、ステイホームにより日本のコンテンツに接する時間が増え、ホビー関連の需要が世界的に増加したこと、新型コロナウィルスの感染拡大の影響によりDXやボーダレス化が急速に進み、「EC=グローバル」が浸透したことが挙げられる。
日本のアニメやカルチャーは以前から海外での関心度が高く、注目を集めている。越境ECの中でも、特にアニメやゲームなどホビー関連アイテムの需要はますます高まっており、特にアメリカでその傾向が強く見られる。趣味性の高い商材は越境ECにおいて需要が高くなる傾向があるため、ホビー関連商品は越境ECと相性が良く、流通に結び付きやすいジャンルだ。
Buyeeは、日本企業の越境ECをサポートする代理購入サービスとなる。海外販売の障壁となる「言語」「決済」「物流」の問題を解消し、サービス利用料も0円から対応可能だ。Buyeeを導入することで、一括で世界118ヶ国/地域に販売できる。さらに、2020年より新サービス「Buyee Connect」を提供開始し、タグ設置のみで自社のECサイト上に海外専用カートを開設することができ、より手軽に越境ECがスタートできるようになった。「LOCONDO. jp」や「FASHION WALKER」、「キナリノモール」、「有賀園ゴルフオンラインAGO」、「北欧、暮らしの道具店」、「URBAN RESEARCH ONLINE STORE」、「honto」などさまざまな企業が導入している。