2021年6月9日11:05
ミューゼオは、アートや文化・趣味分野などで、ファン創出からその後の継続的なコミュニケーションまで、一貫して支援するミューゼオ DXソリューションにて、さまざまな分野の博物館や美術館など登録博物館、博物館相当施設などを対象とした「博物館DXパッケージ」を、2021年6月8日に提供開始した。
ミューゼオの各機能を最適に組みわせてクラウド環境で提供するため、博物館等のDX推進をリーズナブルにスタートできるという。導入施設側は保守や更新費用を抑制しつつ、博物館等に最適なコミュニケーションと利便性の高い体験を提供することが可能になり、ミューゼオが持つ文化・アート・趣味に造詣の深いユーザーベースを活かしつつ、各館が将来に向けて実施するデジタルを起点としたファンとの関係構築を支援していく。
具体的には、博物館等における展覧会やイベント・友の会の運営などの活動を、ミューゼオの機能を活用して実施することで、博物館等における活動を従来型のリアルの企画・展示をベースとしたものに加え、デジタル上で各館の活動への理解の促進、年間を通しての継続接触、デジタル環境へのファン層との継続的な関係構築と蓄積が可能となる。
また、博物館等に直接来館することができない環境においても、オンライン決済との組み合わせにより有償の展覧会やイベントの開催も可能となるそうだ。加えてミューゼオの法人向け機能はクラウド環境で提供される。
コンテンツ投稿型プラットフォームサービスでは、コレクション展示や解説などを通して、閲覧者・ファンへの継続的認知と蓄積が可能だ。またフォロー機能やメッセージ機能の活用によりこれまでオフラインで実施していたさまざまなコミュニケーションをオンラインのみで提供できる。一部の展示を利用者に有償で閲覧可能にすることも可能る。
また、アンバサダーなどを活用した記事コンテンツやオンラインライブ・ウェビナーなどのWebコンテンツの企画・制作・蓄積および配信を支援する。オンラインライブについては利用者への有償提供も可能だ。