店舗連動型データ活用ソリューションの構築に向けて協業(セキュア/ブレインパッド)

2020年10月29日12:53

セキュアとブレインパッドは、デジタル/リアルのデータを統合しマーケティングに活用する、店舗連動型データ活用ソリューションの構築に向けて協業することを発表した。

ニューノーマル時代のデジタル/リアルを横断したシームレスな消費者体験を実現(セキュア/ブレインパッド)

両社は、セキュアが提供する未来型無人化店舗「SECURE AI STORE LAB(セキュア・エーアイ・ストアラボ)」と、ブレインパッドが提供するデータビジネス・プラットフォーム「Rtoaster(アールトースター)」の連携により、ウェブサイト等から取得できるデータと店舗内で収集されるデータの統合・活用によるニューノーマルの買い物体験の実現と、リテール領域におけるDXの進化を目指す。

「SECURE AI STORE LAB」は、AIを利用した顔認証による手ぶら決済や棚解析などのテクノロジーで、リアル店舗での買い物体験を自動化・最適化する体験型ストアとなる。セキュアは、「SECURE AI STORE LAB」を通じて蓄積したデータを、マーケティングや需要予測、在庫の最適化などにも活用することで、単なる店舗の無人化や省人化に留まらずにソリューションの付加価値を向上していきたいと考えているそうだ。また、データ活用に強みを持つブレインパッドが開発・提供する「Rtoaster」はCDP/プライベートDMP領域にて累計350社以上の導入実績を誇り、企業のマーケティング領域におけるDXを支援している。

「Rtoaster」は従前からの強みであるデジタル上のデータの収集・活用に加え、同協業を通じてリアル店舗におけるデータ収集や顧客接点のパーソナライズを可能とすることで、デジタル/リアル横断のデータ活用を実現するプラットフォームに進化していきたいと考えているそうだ。同店舗連動型データ活用ソリューションでは、「SECURE AI STORE LAB」で収集したリアル店舗の(個人情報の取得・利用許諾済みの)消費者行動データを、「Rtoaster insight+(アールトースター インサイト・プラス)」に蓄積し、「Rtoaster」で収集したオンライン上の行動データと統合する。

New Retail Navi編集部

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