2019年10月25日12:00
実店舗の販売スタッフのオムニチャネル化を推進するアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」を提供するバニッシュ・スタンダードは、2019年10月17日から、ストライプインターナショナルへのサービス提供を開始したと発表した。
「STAFF START」は、販売スタッフがコーディネート投稿を始めとするデジタル接客を可能とし、投稿したコンテンツを経由する個人売上を算出して販売スタッフや店舗の新たな評価を可能にする。
最も人気のデジタル接客であるコーディネート投稿は、販売スタッフが撮影したコーディネート画像に商品情報を紐づけ、ブランドの自社ECサイトやスタッフ自身のSNSに投稿することのできる機能だ。顧客は店頭に足を運ぶことなくコーディネート提案や商品の着用感や着心地の説明を受けることができ、販売スタッフは自身の勤務する店舗に関係なく、全国の顧客に対しコーディネート投稿を通じてオンライン上で接客を行うことができる。
また、「STAFF START」のコンテンツを経由し販売に至った場合は、投稿したスタッフの実績としてカウントされ、店頭での販売実績と合わせ、EC上の売上についても個人、店舗を評価することができる。
ストライプインターナショナルでは、今回、「earth music & ecology」など11ブランドの販売スタッフが「STAFF START」を利用しオンライン上でのコーディネート提案を行う予定だ。 店舗とEC双方で販売スタッフが活躍することで、今まで以上にシームレスな顧客体験を創造するオムニチャネル化を促進する。そして、企業と販売スタッフ、店舗とECのポテンシャルを引き上げることで、顧客へのブランドロイヤリティを最大限に高めていきたいとした。
なお、「STAFF START」経由の年間流通総額は300億円近くにのぼり、700以上のブランドへの導入実績を達成しているそうだ。