EC&コミュニティプラットフォームアプリ「croccha」を正式リリース(tryangle)

2019年9月26日8:00

tryangleは、2019年9月19日に、手芸やアクセサリーなどのハンドメイドに特化したEC&コミュニティプラットフォームアプリ「croccha」(クロッチャ)を正式リリースした。

EC&コミュニティプラットフォームアプリ「croccha」(tryangle)

「croccha」は「つくろう」と「チャット」の2つの言葉からできているという。ハンドメイドを作る人々が作品を通してつながり、作り方や材料などを共有するスマートフォンアプリとなる。ユーザーがハンドメイドでの体験を共有するだけではなく、材料をそのまま購入できるEC機能があることで、顧客体験の最大化を図るそうだ。

ハンドメイドは女性の伝統的な趣味として、日本の文化として定着しているが、一方でハンドメイドユーザーは、「作り方がわからない」・「材料の名前がわからない」 という課題があるそうだ。材料の購入に労力がかかっており、実店舗に来店することが主流となっている。

ネットショップでは、文字入力による商品検索が主体で、ユーザーは材料の名前がわからないため、欲しい商品を探すことに苦労しており、ECは普及していなかったそうだ。これらの課題を解決するために、ユーザー同士が作り方や材料を教え合うハンドメイドに特化したSNSをスマートフォンアプリで提供するとともに、ユーザーが投稿した記事から材料を直接ECサイトで購入できるサービスを開発した。

また、「croccha」では、さまざまなハンドメイド材料小売店のイベント情報やクーポン・セール情報、企業からの作品の提案やおススメ商品が見れる機能を追加している。

スタート時参加ブランドは、shugale/tokai.com (藤久)、パーツクラブ(エンドレス)、マイフラ-my flower life(東京堂)、さくらほりきり(さくらほりきり)、yoshida-shoji(吉田商事)、クロップパーティー(CP JAPAN)となる。

なお、「croccha」は、2019年2月にサービスβ版を開始から、ユーザー数約2,000名と投稿数約3,000が集まったそうだ。2019年9月にハンドメイド特化のEC & コミュニティプラットフォームサービス「croccha」の提供を開始した。今後の展望として、2020年末に、ハンドメイドの材料が何でも手に入るECモールへと進化を予定している。2022年までに利用者数100万人、投稿記事数300万記事、企業数400社を目指すという。

New Retail Navi編集部

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