2019年10月11日10:00
凸版印刷は、オリジナルバーチャルキャラクター「小石川 彩（こいしかわ あや）」を開発し、同キャラクターの遠隔操作とAIチャットボットを組み合わせて、駅構内や店舗などで接客を行うデジタルガイドサービスを2019年10月10日より提供開始した。
同サービスでは、PCやサイネージ上に表示されたバーチャルキャラクターを遠隔地から操作することで、 遠隔地にいてもインタラクティブなやり取りが可能だ。さまざまな場所に表示筐体を設置し、普段はAIチャットボットが対応し、呼びかけがあった場合に遠隔操作に切り替えることで少人数での効率的な案内・接客が可能だ。
同サービスの多言語対応のAIチャットボットは、国立研究開発法人情報通信研究機構（NICT）のニューラル機械翻訳（NMT）エンジンを使用し、音声やテキストでの翻訳ができる。JR横浜駅の実地検証においては、 日本語・英語・中国語・韓国語の4か国語に対応している。
なお、同翻訳エンジンは、 凸版印刷が提供する最新の多言語音声翻訳サービス「VoiceBiz」にも活用されている。
