AIを活用した「類似アイテム検索機能」提供(ZOZO)

2019年8月27日18:31

ZOZOは、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」において、AIを活用し、各商品画面からユーザーが閲覧する商品と似ている商品を検索できる、「類似アイテム検索機能」の提供を2019年8月26日より開始した。

「類似アイテム検索機能」(ZOZO)

今回の「類似アイテム検索機能」の開発は、ZOZOTOWNやWEARなどZOZOグループが運営するサービスの技術開発を担うZOZOテクノロジーズが行った。各商品画面上にある「画像検索アイコン」をタップするだけで、閲覧中の商品の形・質感・色・柄などをもとにAIが似ている商品を検出し、一覧で表示する。

同機能により、ユーザーは商品の再検索の必要なく、ニーズに合う類似商品の見比べが可能となる。例えば、商品は気に入ったものの、サイズ・値段・細かな仕様など「あと一歩」の理由で購入に至らない際にも、ニーズに合う商品との出会いをアシストするそうだ。

ZOZOが数万人のユーザーを対象に行った同機能の先行テストの結果では、利用者は非利用者に比べサービスの滞在時間が4倍以上長く、利用率の向上につながっているという。現在はジャケット・トップス・パンツ・シューズなど、全25カテゴリー中の主要8カテゴリーに対応しており、330万点以上の商品から、「似ている商品」の検出が可能だ。なお、カテゴリーや商品数は、今後も順次拡充していく予定だ。

New Retail Navi編集部

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