2020年6月16日7:00
楽天は、2020年6月15日、運営する総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」において、千葉県習志野市の物流センター「Rakuten Fulfillment Center Narashino」の稼働を開始した。
「楽天スーパーロジスティクス」は、「楽天市場」出店店舗の商品の保管から出荷までを楽天が一括して担う総合物流サービスだ。楽天はこれまでも、千葉県市川市、流山市、兵庫県川西市、尼崎市、および大阪府枚方市に物流センターを設けている。これらの既存の物流センターにおける稼働率が順調に上がり、2020年中頃には満床となることから、今回新たに物流センターの稼働を開始することで、同サービスの処理能力向上を図るという。
新センターにおいては、これまで楽天が培ってきた、マテリアルハンドリングシステムの活用などの倉庫内オペレーションのノウハウを生かし、倉庫運営のさらなる効率化・省人化に取り組む。また、「楽天市場」出店店舗の商品の保管と出荷拠点としてだけでなく、楽天の運営する配送サービス「Rakuten EXPRESS」の仕分けや出荷拠点としても活用する予定だ。「楽天スーパーロジスティクス」の拠点は、今後も順次拡大予定だ。
