TOHOシネマズへAI検温ソリューション導入(JVC)

2020年6月3日7:00

日本コンピュータビジョン(JCV)は、JCVが開発・提供するAI検温ソリューション「SenseThunder(センス・サンダー)」を、TOHOシネマズが運営する映画館「TOHOシネマズ」へ納入することが決定したと発表した。「SenseThunder」は、「TOHOシネマズ」における新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策の一環として全国の劇場に順次設置され、来場者の検温用に活用される予定だ。

画面イメージ(JVC)

「SenseThunder」は、AI(人工知能)顔認識技術と赤外線カメラを使い、マスクを着用したままでも対象者の体温を所要時間0.5秒で測定し、感染症の拡大予防につなげることができるという。JCVが開発と提供を、ソフトバンクが今回の販売と導入支援を行っている。今回は「SenseThunder」のラインアップのうち、コンパクトモデルである「SenseThunder-Mini(センス・サンダー・ミニ)」を納入する。「SenseThunder-Mini」は最大1.2メートル離れた距離からでも、所要時間0.5秒で、かつ±0.4度の精度での検温が可能だという。現在、新型コロナウイルス感染症の予防対策として、国内の官公庁や病院、企業での利用が広がっているそうだ。

New Retail Navi編集部

New Retail Navi編集部

流通やコマース動向、テクノロジーやマーケティングの最新動向を紹介しています。

関連記事

最新情報

PAGE TOP