「BCPOS ver.8」で調剤システム処方IF共有仕様(NSIPS)連携を追加(ビジコム)

2020年2月7日9:36

ビジコムは、調剤などを取扱う薬局向けに「調剤システム処方IF共有仕様(NSIPS:エヌシップス)」と連携したと発表した。また、新バージョン「BCPOS ver.8」では、人手不足解消に役立つセミセルフ機能をさらに強化し、2020年2月6日より販売開始した。

BCPOS NSIPS連携イメージ(ビジコム)

「BCPOS」は在庫管理や顧客管理ができるパッケージのPOSレジとして個店からチェーン店まで小売・専門店をはじめ、さまざまな業種で利用できる。物販や飲食等での利用は基本パッケージのみでも利用できるが、道の駅などの産地直売所システムやスポーツ用品店の商品マスター連携、アパレルや文具、酒販といった業界独自のシステムと連動など、業種業態に特化したオプションも用意している。

今回は、NSIPSと連携することで、薬局のPOSレジとして利用しやすくなった。薬局では処方箋調剤のほかにも、一般用医薬品等(OTC医薬品)を購入できるが、会計時に処方箋調剤と会計が分かれるなど処理が煩雑になってしまう。今回の連携によって「BCPOS」でNSIPSの調剤情報(調剤会計)を受け取り、OTC医薬品等と一括で会計を行うことができるので、処方箋調剤の金額の入力が不要になるだけではなく、家族全員分を一緒に会計することや、売掛処理もできるようになる。「BCPOS」はOTC医薬品の販売時に必要なセルフメディケーション税制にも対応している。

 

New Retail Navi編集部

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