2020年2月7日9:30
ピースオブケイクは、noteの新機能「サークル」が2020年2月5日にスタートした。サークルでは、さまざまなジャンルのクリエイターが自身のコミュニティやサークルを月額会費制ではじめることができる。参加するメンバーは交流したり、限定の情報を得ることが可能だ。
ミュージシャンやマンガ家、YouTuber、写真家、スポーツ選手、料理家など、さまざまなクリエイターが支援を集めるのに使えるだけでなく、勉強会やNPOなど、さまざまなコミュニティ主催者の利用も想定している。2019年12月17日の事前告知では多くの反響があり、950名超が先行登録したそうだ。
サークルでは、クリエイターはメンバー向けの特典を自由に設定可能だ。「メンバー限定の試食会で新メニュー開発の参考に」「未発表の音源を公開して感想を聞く」「メンバーの体験をつのって創作のタネに」「メンバー限定の写真撮影会」「オンライン交流」など、メンバーは提示される最大3つのプランから自身が希望するものを選んでクリエイターを応援したりコミュニティでの交流ができるそうだ。
「サークル」はクリエイターが創作活動をつづけられるように、ファンがサークルメンバーとなって支援する月額会費制の機能となる。従来のnoteは、読者が毎月一定数の記事を購読できる「定期購読マガジン」の機能でクリエイターがファンと継続してつながる支援をしてきた。「定期購読マガジン」は一定ペースでの記事公開を対価にしているため、執筆が得意なクリエイターを中心に利用されている。
noteはあらゆるクリエイターの本拠地をめざして、ほかにも、レストランのシェフ、ミュージシャン、絵本作家、写真家、YouTuber、ショップオーナー、スポーツ選手など、さまざまなクリエイターが利用できるようにしたいと考えたそうだ。また日常的に発信するnoteで、自分のコミュニティ管理も一元化したいとクリエイターからもらっていた要望に応えたとしている。