2020年1月23日9:30
アスクルは、2020年1月21日、三菱ふそうトラック・バスの電気小型トラック「eCanter」を EC 業界で初めて導入し、同日より運用を開始する。
これまでアスクルは、「最も効率的で環境に配慮した流通プラットフォーム(エコプラットフォーム)」を構築すべく、事業の全領域において、CO2削減のためのさまざまな活動を実践してきた。2016年には、CO2排出量をゼロにする「2030年CO2ゼロチャレンジ」に取り組むことを宣言。2017年には国際的イニシアチブである「RE100」「EV100」に同時加盟した。中でも「EV100」については、利用者に荷物を届るラストワンマイルにおいて使用する配送車輛を、2030年までにすべてEV車輛(電気自動車)にすることを目標に掲げ、すでに導入を開始し、配送に使用している。
こうした流れの中でアスクルは、利用者への配送の一部や家具などの大型商品の配送に使用する電気小型トラックを導入する。まずは2台の導入から開始し、今後も積極的に導入していく予定だ。電気小型トラック「eCanter」は、充電時の電力を再生可能エネルギーによる電力に切り替えることにより、走行時の CO2 排出量をゼロにすることに加え、トータルでの CO2 排出量の低減も可能する。また、電気駆動の車輛は、騒音・振動が少なくスムースな走行であるため、ドライバーの身体への負担が少なく、疲労軽減も期待できるそうだ。