横浜市に「楽天西友ネットスーパー」の物流センターを新設(楽天/西友)

2020年1月17日7:00

楽天と合同会社西友は、三井不動産が開発する大型物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク横浜港北」(所在地:神奈川県横浜市都筑区)の全フロアを賃借し、両社が協働運営するネットスーパー事業「楽天西友ネットスーパー」の新たな物流センターを設けることになったと発表した。同施設は、2020年秋頃より稼働開始予定だ。

三井不動産ロジスティクスパーク横浜港北の外観(楽天)

新設する物流センターには、常温・冷蔵・冷凍の3温度帯で商品の保管ができるよう冷蔵・冷凍庫を完備するとともに、倉庫内作業を効率化する搬送設備などの自動化設備を導入する。これにより、オペレーションの効率化、および配送エリアの拡大と受注可能件数の増大を図るという。

「楽天西友ネットスーパー」は、楽天が有する楽天ID数1億以上の会員基盤やECの知見、西友が実店舗で培ってきた生鮮食品の販売をはじめとするスーパーマーケット運営のノウハウなどの、両社の強みを活用しながら協働運営するネットスーパーサービスとなる。2018年10月25日に本格稼働した同サービスでは、生鮮品をはじめとする食品や日用品などを、西友の実店舗、千葉県柏市のネットスーパー専用物流センター、および都内に設置した配送拠点から顧客宅へ届けていた。

New Retail Navi編集部

New Retail Navi編集部

流通やコマース動向、テクノロジーやマーケティングの最新動向を紹介しています。

関連記事

最新情報

PAGE TOP