東京駅でまだ食べられる食品を駅で働く従業員に販売(JR東日本スタートアップ)

2020年1月7日21:00

JR東日本スタートアップは、フードロス削減を目指し、「JR東日本スタートアッププログラム2019」の一環として、鉄道会館および、フードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」を運営するコークッキングとタイアップした実証実験を開始すると発表した。

レスキューデリのフロー(JR東日本スタートアップ)

2020年1月14日~2月14日まで、東京駅改札内のエキナカ商業施設「グランスタ」などのエキナカ店舗の営業終了後に、まだ食べられる食品を駅で働く従業員に販売することで、フードロスを削減する新しい”エキナカ食品エコシステム”の構築を目指す。

閉店後の店舗内の食品を取り巻く環境として、閉店までの品揃え確保、天候による見込み客数の大きな変動という理由からフードロスが発生してしまう課題があった。その課題を踏まえ、エキナカ店舗の販売しきれなかった食品を「TABATE」を運営するコークッキングが買い取り、駅で働く従業員に向けて、コークッキング初の実店舗サービス「レスキューデリ」を展開することで、エキナカ全体のフードロス削減を目指す。

なお、対象ショップは、ブランジェ浅野屋、デイジイ東京、BURDIGALA EXPRESS、笹八、 ほんのり屋東京本店となる。ショップ運営会社は、ジェイアール東日本フードビジネス、トリコロール、中谷本舗、味の浜藤となる。出品商品例は、パン詰め合わせ、弁当、おにぎりなどとなる。

New Retail Navi編集部

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