コマース21を買収、多様な顧客ニーズへの対応が可能に(Eストアー)

2019年12月25日7:00

Eストアーは、2019年12月23日開催の取締役会において、ヤフーの完全子会社であるコマースニジュウイチ(コマース21)の株式を全株取得し、連結子会社化することを決議したと発表した。

同社は『自社ECの支援事業者』として、ECシステムと販促サービスを提供し、顧客の業績向上のためのソリューションを展開している。創業の1999年より汎用ECシステムの提供を行っているが、世相であるECの発展と人口減少の中で、「EC強化と人手不足を同時に解決」をスローガンに、販促サービスにより傾注し、ページ制作、広告宣伝、運営など、販促の代行サービスに、リソースを偏重させて取り組んでいる。

コマース21の連結子会社化により、従前より提供している汎用型のECシステムに対し、拡張性の高さを求める大企業のニーズに柔軟に対応できるコマース21のパッケージ型インテグレーションECシステムの提供が可能になることで、大企業から中小企業まで、ECシステムをフルラインナップで提供できるようになり、多様な顧客ニーズへの対応が可能になる。

また、パッケージ型インテグレーションECシステムに相対する、より大型で強固な販促サービスの提供が出来ることから、コマース21は顧客に対して総合的なECソリューションの提供が可能になるとしている。

New Retail Navi編集部

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