2019年12月12日17:00
ヤマダ電機は、2019年12月12日開催の取締役会において、大塚家具と資本提携を締結し、大塚家具が実施する第三者割当により発行される新株式および新株予約権を引き受けることを決議したと発表した。
なお、同第三者割当増資の実施は、公正取引委員会より、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律に基づく排除措置命令を行わない旨の通知を受けることが条件となっている。
ヤマダ電機と大塚家具は、2019年2月15日に業務提携に関する基本合意を行い、大塚家具から同社が展開する「家電住まいる館」へ商品提供と家具販売のノウハウおよび人的リソースの提供、法人分野でのホテルやオフィス等への家電・家具納入における協業等を行ってきた。これらにより、大塚家具の改革の進展と同社の利益向上が確認できたことから、大塚家具との連携をこれまで以上に強固なものと確かなものにするために本資本提携を行うこととなった。
今後、商品の共同開発、同社のネット事業による拡販、法人分野での協業の強化等を図り、同社グループ全体として競争力の向上及び経営効率の改善を図り、顧客満足の向上と企業価値の向上を目指す。