「日本サブスクリプションビジネス大賞2019」の表彰式を開催、グランプリはトラーナの「トイサブ!」

2019年12月10日18:30

一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会は、サブスクリプションビジネスのさらなる活性化を目指してより優れたサービスに対する表彰制度を設け、2019年12月9日に第一回の「日本サブスクリプションビジネス大賞2019」の表彰式を開催、グランブリを決定した。

表彰式では、サブスク アンバサダーのロザン宇治原史規さん(左)から、グランプリの「トイサブ!」他各賞にトロフィーと賞金100万円他が授与された。右は代表理事の佐川隼人氏

グランプリは、「トイサブ!」というサブスクリプションサービスを行うトラーナが受賞した。同社では、月額3,340円(税抜き)で子どもの成長と月齢に合わせたおもちゃや知育玩具を隔月で届けるレンタルサービス提供を行っている。2015年から開始したサービスで、現在の利用ご家庭は2200世帯を超えているそうだ。

シルバー賞は、美容室のサブスクリプションサービスを行うJocyの「MEZON」が受賞。Jocyでは、月額1万6,000円から、シャンプー・ブロー・ヘアケアに特化したメニューで提携約400の美容室に通い放題というサービス提供を行っている。2018年から開始したサービスで、現在利用者は25,000名を超えているそうだ。

ブロンズ賞の「Optune」は、資生堂ジャパンのパーソナライズ・スキンケア・ブランドで、毎日その時々で変わる肌と肌環境に合わせたケアを自宅のIoTマシンを通じて、月額1万円(税抜)で提供するサブスクリプションサービスだ。2019年7月より本格展開を開始している。

さくらインターネット賞はカメラブの「GooPass」が受賞。「GooPass」では、月額5,800円(税抜き)からおよそ750種類のカメラ機材が入れ替え交換利用し放題というサービスとなる。2018年から開始したサービスで、現在ユーザー数は10,000名を超えている。

GMOペイメントゲートウェイ賞はダイソンの「ダイソンテクノロジープラス」が受賞した。「ダイソンテクノロジープラス」は、最新技術による機能の高い製品を自分の生活空間で使用できるサービスだ。掃除機、ヘアードライヤーや空調家電など「試す。実感する。続ける。」をキーワードに実施。サポートも含み月額1,100円(税込)より利用可能だ。

Paidy賞は「ネット宅配クリーニング『リネット』」というサブスクリプションサービスを行うホワイトプラスとなった。月額390円(税抜き)で早朝・深夜集配や毛玉取り・毛取りが利用し放題というサービス提供を行っている。2009年から開始したサービスで、現在登録会員数は35万名を超えているそうだ。

そのほか、優秀賞は、「安否確認サービス」(トヨクモ)、「URIHO」(ラクーンフィナンシャル)、「every pass」(JR東日本ウォータービジネス)、「OFFICE PASS」(日本経済新聞社)、「レターパックダイレクト」(JPメディアダイレクト)が受賞している。

New Retail Navi編集部

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