スーパーデリバリーがAmazon Fashionへの卸販売を本格スタート(ラクーンコマース)

2019年12月6日8:40

ラクーンコマースは、運営する卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」において、Amazonが展開する「Amazon Fashion(アマゾンファッション)」への卸販売を本格始動すると発表した。これより、スーパーデリバリーに出展するメーカーへ向けAmazon Fashionへの卸販売の誘致を強化していく。

スーパーデリバリーは国内メーカーが小売・サービス業などの事業者と取引できるBtoBのECサイトとなる。ファッション・雑貨を中心に、さまざまなジャンルのメーカーに利用されている。

スーパーデリバリーはこれまで、メーカーが手間なく効率的に販路開拓し売上拡大ができる仕組みづくりに取り組んできたという。例えば、海外事業者との取引が可能となる輸出販売サービス「SD export」(越境EC)は、国内販売と変わらない作業で世界134か国への販売を可能にしている。また、これまでは小売業だけが販売対象だったところを飲食店、 美容サロン、宿泊・不動産業など幅広い業種の事業者と取引できるようにした。

このような取り組みの一環として開始したのがAmazon Fashionへの卸販売だ。消費者のネットショッピング利用が増える中、Amazon Fashionへ手間なく卸販売できるスキームを構築し、2019年2月よりテスト販売を開始した。その結果、参加メーカー数、売上ともに順調に拡大したため今回の本格始動へと至った。

今回の取り組みでは、出展メーカーの商品をAmazon Fashionが買い取り、ファッションカテゴリーで販売する。出展メーカーは追加作業なくAmazon Fashionに卸販売を行うことができるようになる。現在、同取り組みはバッグ及び財布の商品カテゴリを対象にしており、商品のバリエーションはレディース、メンズ、ユニセックス問わず、テイストもキャラクターもの、カジュアル、ビジネス向けなどで購入されている。

New Retail Navi編集部

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