「育て上げネット」と共にスーツを「着るだけ」で働きたい人の未来を支援できる新プロジェクト展開(レナウン)

2019年9月17日8:00

レナウンは、ビジネスウェアの提供からクリーニング、保管、衣替え、引き取りまでを一連で行う月額制・ビジネスウェアトータルサポートサービス『着ルダケ』において、2019年9月13日から、若者と社会をつなぐサポートを行う認定NPO法人「育て上げネット」と共に、スーツを「着るだけ」で働きたい人の未来を支援できる新プロジェクト「Wear For The Future」を始動すると発表した。

9月13日開催の記者発表会。左から『着ルダケ』中川智博事業部長、「育て上げネット」工藤啓理事長(レナウン)

就職活動をするにあたり、会社訪問や面接などスーツが必要となる場面は多くある。認定NPO法人育て上げネット「若年無業者白書-その実態と社会経済構造分析-」(2013年)の調査によると、金銭的な問題などにより「働きたい若者(15歳~39歳)の4人に一人がスーツを持っていない」という現状があるという『着ルダケ』はスーツに関わる問題を解決し、応援したいという想いから、それらの若者を支援する認定NPO法人「育て上げネット」の活動に賛同し、9月13日より「Wear For The Future」を始動する。

育て上げネットの取り組みを通して『着ルダケ』のサービス利用期間が終了して返却されたスーツを有効活用し、「働きたいけれどスーツを持っていない」という若年無業者(ニート、ひきこもり等)や就職活動に悩む学生に対して提供するなどのサポートを行う。

『着ルダケ』の利用者は、サービスを利用することで、自然に同プロジェクトに参加できる。」

第1弾は、「育て上げネット」利用者へ中古スーツを提供する。『着ルダケ』においてサービス利用者から返却されたスーツを、働きたくても金銭的な理由などからスーツを所有していない若年無業者(ニート・ひきこもり等)や就職活動に悩む学生に対して提供する。

第2弾は、「FASHION CHARITY PRO JECT(FCP)」にて中古スーツを販売する。「FCP」を通して『着ルダケ』で利用者から返却されたスーツを中古販売し、その売上金を育て上げネットへ寄付するそうだ。

New Retail Navi編集部

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