2020年1月10日7:00
トランスコスモスは、ロジスティクスサービスの需要拡大を受け、EC専門の物流拠点である「ECワンストップセンター北柏」を2020年1月より拡張すると発表した。拡張部分が本格稼動する2020年4月に向けて、ロジスティクスサービスを強化する。
ECワンストップセンター北柏は、2014年4月に稼働開始したEC専門の物流拠点で、ECの運用に必要な機能を集約することで運用相互間でのシームレスなコミュニケーションを実現する。コンタクトセンターにおける問い合わせ窓口業務、受注処理業務、アフターサポート業務や、ECサイト構築・運用、インターネットプロモーション、分析などに加え、フルフィルメント・ロジスティクスサービスまでワンストップでサービスを提供する。商品在庫情報・顧客情報(CRM)・Webサイトアクセス情報などを包括的に最適化し、顧客企業の売上拡大と業務効率化を支援するそうだ。
トランスコスモスが提供するロジスティクスサービスでは、ECに特化した独自のシステム(WMS)の活用とトレーニングを積んだ庫内オペレーターの業務運営により、「商品を受け取る顧客の満足度を向上するサービス」を提供している。0.00056%という低い誤出荷率などに裏づけされる高品質サービスに加え、梱包処理能力は1時間あたり720件の梱包・伝票貼付を処理することができる自動マテハンも導入している。年々高まる需要に応えるため、ECワンストップセンター北柏を、これまでの3,155坪から4,110坪に拡張する。