2019年10月31日8:00
小学館は、小学館オリジナルのデータ基盤「コトバDMP」にて小学館運営の主要webメディアでデータ収集と分析を行っている。
具体的には、メディア訪問ユーザーの詳細な属性把握や、ユーザーが触れている記事に使用されているキーワードの抽出と分析等になる。また、記事に使用されているキーワードを抽出・分析することで、各ユーザーのコンテンツの嗜好性に応じた小学館オリジナルセグメントを作成し、広告配信にも活用している。
このほど、Outbrainとの連携により「コトバDMP」で解析・作成した小学館オリジナルセグメントを活用したOutbrainネットワークへの広告配信を開始した。
Outbrainはディスカバリー・プラットフォームによる企業のコンテンツマーケティング支援を行うアウトブレイン ジャパンが運営するコンテンツ・レコメンデーション・プラットフォームとなる。
「コトバDMP」で解析・作成した小学館オリジナルセグメントをターゲティング対象として、アウトブレイン ジャパンがネットワークする国内300を超えるプレミアムパブリッシャーへコンテンツを配信することが可能となった。
サービス化に先立ち、 訴求商材に合わせて「コトバDMP」を活用し作成したオリジナルセグメントを利用した配信と利用していない配信で同数広告を掲出し、コンテンツがどのように閲覧されたかを比較、分析した。結果は、「コトバDMP」で作成したオリジナルセグメントを利用した配信のほうが、平均読了率+61%、平均滞在時間+33%といずれもオリジナルセグメントを利用していない配信よりも大幅に高い結果となったそうだ。